

特徴/こだわり
幅をとらない扉の開閉と、シックな家具やインテリアに合わせやすく大人かっこいい印象の仏壇です。
■黒い革張りの座面にウォールナットの脚の椅子や、ダークブラウンのフローリングにテレビのあるリビングに合う色
の組み合わせです。外側の黒色が引き締める効果によって、より一層スリムに見えます。
■扉は上下開閉式ですので左右に場所をとらず、従来の仏壇らしさを感じさせないデザインです。本体の下扉は膳
引きになり、押し込み具合はご自身の使いやすい位置で止められます。床座でお向かいになる場合は、下扉を全て
押し込み、下台(経机兼収納)を引き出してお使い頂くこともできます。床座でのお祀りに最適な高さ 1200 の寸法設
計です。
■下扉を開けた時、ピタッと位置決めするために下扉と本体部分を引き合う隠しマグネットがあります。押し込む時に
は、無理なく適度な力加減で可動出来るよう軸ピンを通す溝加工の深さにもこだわっています。
■背板の素材は、劇場や病院などの公共施設、ホテルや百貨店などの商業施設の内装材として使われているもの
です。シート状のものを貼って使うので施工しやすく、壁の一部や柱などに採用することでデザインの幅を広げる役
割をします。仏壇の外観は濃い色でも、内部は明るい方が好まれる傾向にあります。ですので、今回は、たくさんの
色や柄がある中から、本尊スペースを引き立て、外観との相性の良い上品なシャンパンゴールドの波打ち模様を選
びました。背板にこの色があることによって、ナーヴェやガラス製など上質感のある仏具が良く合います。-図①
■デザインアクセントとして、扉や内部に細かい段差の装飾を施しています。特に本体の扉は、開けた時に装飾の1
部となって上手く収まります。
苦労したところ
上下開閉扉は、平面的でつまらないデザインになりやすいため、デザインアクセントを
どのように表現するかがポイントです。また、開けて押し込んだ時に出っ張り過ぎないよう
仏壇の奥行きとの関係性に寸法制限があるので、それもデザインに影響します。
構造の制限がある中で自然に見えるようスッキリとデザインをまとめることには苦労します。
※別途設置工事費用が必要な場合があります。
※掲載写真の仏具などの組み合わせは一例です。
※掲載写真中の仏壇内に置かれた商品は別売です