



特徴/こだわり
『見せる仏壇』 全面に巻き戸を採用したスタイリッシュデザイン
■無垢の質感やデザイン家具の好きな方へ。リビングでひと際オシャレに設置できる仏壇
巻き戸構造による縦桟の表情を、贅沢にも全面に使いました。無垢の質感を感じ取れる扉に脚付きデザイ
ンを組み合わせた、北欧スタイルの外観です。近年「見せる収納」という言葉があるように、全て隠して部屋
になじませるのではなく、質感やデザイン性のある家具・ディスプレイで部屋がかっこよく見えるようにしたい
方におすすめです。
■無垢桟は全部で 132 本、裏面まで仕上げた贅沢な扉仕様
扉には1台あたり合計で 132 本の無垢桟を使用しています。無垢材による木目や色味のバラつきを考慮し、
全体で見た時のバランスが取れる桟の並びを決めてから、手作業で一本一本貼り合わせて扉を作る、根気
のいる作業です。通常巻き戸の裏面は布張りですが、この工場では突板仕様にする事ができ、見えにくい
裏面にまでこだわりがあります。
■幅広デザインのセミオープン仕様。明るく広い内部でゆったりとしたお祀りが可能
観音開き扉のように左右に場所を取る事がない分、幅広サイズに設計し、広い内部を確保しました。また、
扉を後ろに引き込ませて、セミオープンまで扉が開くように構造設計しており、斜めから見ても内部が見える
ため、明るく開放感があるのが特長です。
■無垢を活かした塗装でオンリーワンの表情を
ウォールナットはクリア塗装、オークもほんの少し白を足したのみで、木そのままの色味を活かした仕上げ
です。132 本の無垢桟の色味を合わせる為に本来の表情を消してしまうのではなく、バランスを考えて配置
し、一本一本の木目と色味の違いを無垢材の魅力として表現出来る様にしました。同じデザインであっても
一台一台扉の表情が変わる、オンリーワンの商品です。
苦労したところ
「内部を広くとりたい」「セミオープンまで開きたい」「巻き戸のデザインの活きるオシャレなデザインにしたい」この3点を叶えれば
仏壇として大変面白く、購入満足度の高い商品になると考えました。もともと工場のオリジナル商品でセミオープンする巻き戸の
AV ボードがあったので安易に考えていましたが、仏壇構造だとセミオープンさせる事が非常に難しい事が分かり、設計段階から
大変苦労しました。『作りにくい構造なのでうまくいくか分からないけど、やってもらえませんか』と工場にお願いする形で試作をス
タートさせました。扉の召し合わせや開閉、成形合板を使った内部構造、全体的なバランスなど、逃げのない構造が本当にうまく
いくのかとにかく心配で、試作を確認して何とか形になりそうだと分かりホッとしましたが、その後は安定生産出来るように工場と
ひたすら構造改善の打ち合わせをしました。かなり時間をかけただけに、商品化する事が出来て良かったと思っています。
※別途設置工事費用が必要な場合があります。
※掲載写真の仏具などの組み合わせは一例です。
※掲載写真中の仏壇内に置かれた商品は別売です